沖縄の太陽光、蓄電池、エコキュートの交換はホウトク沖縄。アフターサービスも対応。

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コラム, 蓄電池

沖縄で家庭用蓄電池を導入☆メーカーおすすめ比較!

沖縄で家庭用蓄電池を導入☆メーカーおすすめ比較!
沖縄で家庭用蓄電池を選ぶなら、各メーカーそれぞれの特徴や得意とする分野も気になりますよね。

ひと昔前に太陽光発電システムが家庭に広がり始めた時代には、「太陽光発電=売電」と考える方々がほとんどでしたが、今は時代が変わりました

売電価格の定額買取制度「FIT」が始まった後、2011年から東北大震災や熊本地震、北海道地震を目の当たりにし、沖縄では「災害(停電)対策」としての蓄電池の需要も増えています。

そんななかで今、沖縄では目的でそれぞれに家庭用蓄電池メーカー人気が変化してきました。

そこで今日は、今沖縄で人気の家庭用蓄電池メーカーとそれぞれの特徴を、「どのような目的の家庭に需要が高いのか」まで、お伝えします。

 

沖縄で家庭用蓄電池を導入☆
メーカーおすすめ比較!

 

沖縄で人気の家庭用蓄電池メーカー

太陽光発電システムは個人の家の屋根にも2000年以降から、ちらほら発見できましたが、本格的に一般家庭に広がったのは、2009年の「FIT」の開始頃からではないでしょうか。

「FIT」は太陽光発電システムの広がりを目的として、大手電力会社が当時の売電価格での売電を10年間保証する制度です。当時は48円/kWh(現在は沖縄電力で7.5円/kWh)と、現在と比べるとかなり高い売電価格で、大きな副収入が期待できました。

このブームは沖縄にも(沖縄こそ)普及しましたが、今、FITの10年保証が終わる「卒FIT問題」が起きています。

そんななかでひとつの解決策として注目されているのが、家庭用蓄電池の導入です。蓄電池導入によって、太陽光発電で創電した電気を貯め、買電を極力抑えた節電を目指し、後々は完全自家発電を目指す家庭も増えました。

また、この数年で起きた沖縄の台風による大規模停電もきっかけとなり、災害対策としての家庭用蓄電池の需要も伸びています。

そこで沖縄で人気が出ている家庭用蓄電池メーカーが、以下の3メーカーです。

【 沖縄人気の家庭用蓄電池、3つのメーカー 】

★ 前述した「卒FIT」の問題から、既存の太陽光発電システムにも後付けしやすい「独立型(単機能型)」が充実したメーカーが人気です。

① パナソニック … 

本来の主力商品は太陽光発電と一体化した「創蓄連携システム」ですが、今沖縄では価格帯も割安単独でも利用でき、既存の太陽光発電にも後付けできる「リチウムイオン蓄電システム」の新シリーズが人気です。

② オムロン …

オープン価格なので相見積もりを取りながら検討する必要がありますが、停電時にも大容量なのに室内に置いても邪魔にならない「世界最小(2017年)」のスリムさコンパクトさが注目されました。

→ 特にオムロンは太陽光発電とセット導入する家庭に人気ですが、実は既存の太陽光発電に後付け可能です。また「ダブル発電」による売電価格の低下を防ぐ機能も評価されています。(KP55Sシリーズ)

③ 伊藤忠商事 …

伊藤忠商事と言うよりは「スマートスターL」が注目され、2019年度から爆発的に売れています。停電時にも高性能で大容量、既存の太陽光発電にも後付け出来る点で重宝されました。ただし外置き型の大きなタイプです。

パナソニックで人気の「リチウムイオン蓄電システム」は室内置き型で、戸建ての家ばかりではなく、マンションやアパートに住む家庭でも取り入れられています。

一方、オムロンは太陽光発電とセットで導入する家庭に人気があり、伊藤忠商事のスマートスターLは、オールマイティーながら外置きで大きいため、設置場所に余裕のある戸建て家庭がメインです。

 

パナソニックの蓄電池

沖縄で家庭用蓄電池メーカーと言えば、パナソニックですよね。昭和時代の家電製品から、常に日本を牽引してきたパナソニックですが、沖縄の家庭用蓄電池でもパイオニア的メーカーです。

パナソニックは全国的に見ると、太陽光発電と効率的に連携する「創畜連携システム」と、価格帯を押さえコンパクトにした「リチウムイオン蓄電システム」の2シリーズが人気です。

【 沖縄で人気の家庭用蓄電池メーカー☆パナソニック 】

① 創蓄連携システム … 

太陽光発電システムと家庭用蓄電池のセット販売で、本来それぞれに付くはずのパワーコンディショナ―(以下パワコン)が、一体化しています。

家庭の目的に合わせた「連携モード」を選ぶことで、それぞれの目的に見合った蓄電・放電を行う点が特徴的です。

・「環境優先モード」は自家発電を目指す設定です。
・「蓄電優先モード」は災害時対策を主に考える設定。
・「経済優先モード」では、売電優先の蓄電を行います。

② リチウムイオン蓄電システム …

性能が高いパナソニックながら、コストパフォーマンスに優れている点、コンパクトな室内置き型が魅力です。停電時には0.02秒(タイマー設定時)で自動切換えをしてくれるため、スムーズな停電時の給電が期待できます。

・「リチウムイオン蓄電システム」は室内置き型のコンパクトな蓄電池で、幅250MM・高さ649MM・奥行626MM、希望小売価格は128万円です。

「リチウムイオン蓄電版」は家庭用蓄電池でも珍しい、壁掛けタイプの蓄電池でスリムでコンパクトな点が人気です。希望小売り価格も39万8千円と、かなり格安ですが、充電容量も1kWhと少ないことも理解してください。

東北大震災を経て、災害対策としての家庭用蓄電池の需要が高まりましたが、多くの蓄電池が家庭用であっても100万円以上であるために、災害が起こりやすい地域であっても、購入を諦める世帯も少なくありません。

また、マンションや仮設住宅などの住宅事情から、大きな家庭用蓄電池の導入を見送るケースも多くありました。

パナソニックは自社アンケートによりその実態を調べ、このような世帯に向けて開発した家庭用蓄電池が、上記の「リチウムイオン蓄電池システム」「リチウムイオン蓄電盤」です。

リチウムイオン蓄電システムはそれよりも性能も容量も上質ですが、それでも128万円の希望小売価格を実現(※)し、さらにアダプター&モニターとの連携をすれば、電気使用状況を一目で分かる「スマートHEMS(R)」と連携も出来ます。

(※)あくまでもメーカー希望小売価格です。施工業者によって価格帯が変わることもあるので、見積もりを取ってから検討をしてください。

 

オムロンの蓄電池

血圧測定器や体重計など、家庭用医療機器の販売などで有名なオムロンも、沖縄では家庭用蓄電池としても人気メーカーで知られています。

ではなぜ、沖縄で家庭用蓄電池メーカーとして人気を誇るのか…、と言えば、「世界最小」とも言われるコンパクトさです。

従来は蓄電容量が大きくなればなるほど、容量や重量も大きく重くなるのですが、オムロンはそのコンパクトさの割に、蓄電容量が大きい点が選ばれる理由ではないでしょうか。

【 沖縄で人気の家庭用蓄電池メーカー☆オムロン 】

★ オムロンの蓄電池シリーズの特徴は、室内に置いてもスマートなコンパクトさです。特に小型の蓄電池の多くは、小さい分容量に不安がありますが、オムロンの場合は容量にも余裕があります。

① KP55Sシリーズ … 沖縄で特に人気が高いシリーズが「KP55S」の最新版で、室内にコンパクトに納めるために、屋外壁掛け型のパワコンと屋内置きの蓄電ユニットに分かれます。

《 大きさ 》

・ 蓄電ユニット … 幅452MM×高さ656MM×奥行120MM(約52kg)
・ パワコン … 横650MM×高さ493MM×奥行222MM(約29kg)

※ この他DC/DCコンバータがあります

《 蓄電容量 》 6.5kWh
《 充電時間 》 約6時間

…数字だけ書いてもピンと来ないかもしれませんが、もともとコンパクトな商品を販売してきたオムロンの従来品と比較しても、さらにコンパクトになりました。

ちなみに同じオムロンの「KP48S2」は、蓄電ユニットの奥行は165MM(KP55Sは120MM)で30%のスリム化を果たし、体積は20%も小さくなっています。

それなのにKP48S2の蓄電容量が4.8kWであるのに対して、KP55Sでは5.5kW、室内置き型のコンパクトな蓄電池としては、驚きの大容量ではないでしょうか。

【 沖縄人気の家庭用蓄電池メーカー☆オムロン② 】

★ ただし、既存の太陽光発電にも後付け可能な蓄電池ではありますが、後付け時には太陽光発電のパワコンを交換しなければなりません。

→ ですから①太陽光発電システム導入時に一緒に入れる家庭と、②太陽光発電システム導入から10年以上経ち、パワコンの交換を検討している家庭、が選ぶケースが多い商品です。

…ともかく「コンパクト&軽量なのに大容量」な点が売りですので、蓄電池のスペースが確保しにくい家庭や、もっと気軽にスタイリッシュに取り入れたい家庭にも向いています。

 

伊藤忠商事の「スマートスターL」

最後に伊藤忠商事ですが、実は蓄電池業界では突然現れた革命児的な存在で、「伊藤忠商事」と言うよりは「スマートスターL」人気が顕著です。

スマートスターLは、製造元と販売元が別れている点も珍しく、分業によりコストパフォーマンスに貢献していますが、それだけではありません。

【 沖縄人気の家庭用蓄電池メーカー☆スマートスターL 】

・日ごろは人工知能搭載により、日々の電力消費パターンの解析と、内臓のLTEルーターで繋いだネット情報から、その家庭に最適な蓄電・放電を行ってくれます。

・その価格の割に大容量(9.8kWh)フル充電まで約3時間です。

・特化すべきは停電時の性能で、家全体をバックアップする全負荷型、200V使用可能により、料理からお風呂まで、いつも通りに過ごすことができます。

…などなどの魅力がありますが、外置き型でオムロンやパナソニックのリチウムイオン蓄電システムと比較すると、体積も重要も大きいです。

2019年の家庭用蓄電池の風雲児「スマートスターL」については、別記事「沖縄で家庭用蓄電池☆スマートスターLが人気!5つの理由」や「沖縄で人気!家庭用蓄電池スマートスターL☆停電時の底力」でも詳しくお伝えしています。

 

 

いかがでしたでしょうか、今日は沖縄人気の家庭用蓄電池メーカー3社、パナソニック・オムロン・伊藤忠商事(スマートスターL)について、その特徴と主力商品までお伝えしました。

全国的にはこの他にも京セラニチコンなど、数々のメーカーから蓄電池が販売されています。特に全国では京セラ・シャープ辺りが人気でしょうか。

特に2019年の沖縄では卒FIT問題もあったために、既存の太陽光発電システムに後付けが出来て、コストパフォーマンスも良く、節電効果の高い家庭用発電機が人気です。

また近年続く大規模停電も影響し、停電時の性能も注目されるようになりました。

蓄電池検討時には、いくつかの業者で相見積もりを取りながら、後々「どのように蓄電池を活用したいのか」をイメージしながら判断をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

沖縄で人気の蓄電池メーカーの特徴とは

《 パナソニック 》

・リチウムイオン蓄電システム
・室内置き型
・コンパクトでコストパフォーマンスに優れている

《 オムロン 》

・KP55Sシリーズ
・室内置き型
・「世界最小」の割に大容量が魅力

《 伊藤忠商事 》

・スマートスターL
・外置き型
・大容量で停電時の性能に評価が高い