沖縄の太陽光、蓄電池、エコキュートの交換はホウトク沖縄。アフターサービスも対応。

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太陽光発電, 蓄電池

蓄電池と太陽光発電の訪問販売☆悪質業者を見抜くポイント

蓄電池と太陽光発電の訪問販売☆悪筆業者を見抜くポイント
蓄電池や太陽光発電システムを導入した一般家庭で確認をしてみると、蓄電池や太陽光発電を意識し始めるきっかけの多くが、訪問販売や街頭でのアンケート調査をきっかけとした電話営業などでした。

今では世界的にも脱炭素化社会へと舵を切っていますので、なかには自ら積極的にネットで調べて創エネルギーとしての蓄電池や太陽光発電システムの導入を検討している方々も多いのですが、ほとんどが営業による設置と言えます。

もちろん、どのような形で太陽光発電や蓄電池を導入したとしても、営業文句に間違いがなく、導入後に満足できる結果であれば良いのですが、営業を通して導入した家庭の全てが、設置後に満足しているとも限りません。

なかには「だまされた!」と感じている事例もあるのは事実です。そして営業マンのなかには売りたいばかりに、大袈裟な営業トークを広げたり、事実とは異なることを話しているケースも見受けられます。

そこで今回は、おなじ営業を通して太陽光発電や蓄電池を導入するとしても、良い施工業者と巡り合うために、どのような部分が見極めポイントになるのか…、訪問販売などで警戒したいポイントをいくつかお伝えします。

 

蓄電池と太陽光発電の訪問販売☆
悪質業者を見抜くポイント

 

FIT制度とFIP制度を理解する

FIT制度とFIP制度を理解する
2020年度、悪質な蓄電池や太陽光発電システムの訪問販売業者の営業マントークでは、「今年が売電収入を得る最後のチャンスですよ!」と言うものでした。

これは2019年に日本経済新聞が「太陽光発電買電終了」と銘打った記事を掲載したことがきっかけでしたが、だからと言って一般家庭で売電が終了すると考えるのは大きな間違えです。

実は、日本経済新聞が伝えた「太陽光発電買電終了」は、産業用の太陽光発電に対してですので、一般家庭の太陽光発電の買電には関係がありません。

このような情報を扱って情報を持たない一般の人々を翻弄するとなると悪質ですよね。ですから、一度冷静になって、その情報ルートを自分で確認することで、冷静に判断ができます。

2021年の今、「FIT制度が終了するので、売電収入は得ることができませんよ!」と言われても、これも正確な情報ではありません。

【 蓄電池と太陽光発電の訪問販売☆FIT制度とFIP制度 】

① FIT制度は2012年に本格的に施行した、太陽光発電システムを設置した年の売電単価による買電を10年間保証する制度です。

→ この制度により売電収入を目的とした太陽光発電システムが一般家庭にも広がりましたが、2022年にこのFIT制度が終了することが発表されました。

② FIP制度はFIT制度に続いて、2022年に施行される予定の新しい制度です。FIT制度とは違い、競争市場となるため市場価格が反映されます。

・ 売電収入による資金計画が立てやすい①プレミアム変動型FIP
・ 市場に近い②プレミアム完全固定型FIP
・ 上限・下限が付いていて市場価格の変動影響を抑えることができる③固定型プレミアムFIP(上限・下限付)

…の3種類です。

このように、確かに蓄電池と太陽光発電の普及が目的だったFIT制度とは違い、2022年度から新たに制定されるFIP制度は、市場価格の変動に影響される側面はあるものの、「2021年度に蓄電池や太陽光発電を設置しないと、売電できない」訳ではないことを理解してください。

そして、仮に2022年以降もFIT制度が続いていたとしてもFIT制度が始まった2012年当初は48円/kWhだった売電単価は、2020年度では半額以下に落ち込んでいますので、10年の定額買取保証はあるものの、設置当時の売電単価自体が安い背景があります。

☆ この点を踏まえて、仮に蓄電池や太陽光発電の訪問業者が2021年に設置しないと売電できない、との趣旨を伝えてきた時には注意をして確認をしてください。

 

「あり得ない」発電量を提示する

「あり得ない」発電量を提示する
売りつけることばかりを意識する、蓄電池や太陽光発電システムの施工業者による訪問販売では、相手があまり知らないことにつけ込んで、その業界にいるならば「あり得ない」ことが分かる内容で宣伝することがあります。

…これは「嘘を付いている」ことになるので、その後の誠実なアフターケアなども期待しにくいのではないでしょうか。

そんな誇張した宣伝文句のひとつが、「あり得ない」発電量です。

【 蓄電池と太陽光発電の訪問販売☆年間発電量 】

☆ もしも訪問販売時に営業マンが、「1年間の発電量が1,500kWh/1kW」を提示してきた場合には注意をしてください。

→ 年間発電量をそのまま提示することも少ないですが、「1年間の発電量÷設置容量≧1,500kWh」であれば要注意です。

前項で売電単価が2012年頃の半額以下になっていることはお伝えしましたが、2021年現在では、そもそも一般的な戸建て家庭での蓄電池と太陽光発電システム導入の場合、売電による副収入目的での設置は少ないのではないでしょうか。

多くは、今後上昇し続けるであろう電気料金への対策や節電目的、蓄電池と太陽光発電システムによる創電による電力の自給自足や、災害時の停電対策によるところが多いです。

そのため、2021年現在の一般家庭では、蓄電池と太陽光発電システムの設置によるローンを、毎月の売電収入によって賄うことができるかどうか、のシュミレーションが多い傾向にあります。

(もちろん、家の大きさ屋根や地域の条件などで、充分に売電収入による副収入が期待できるケースも多いです。)

 

その他、注意をしたい営業マンの特徴

その他、注意をしたい営業マンの特徴
だからと言って、そもそも蓄電池や太陽光発電システムを自ら設置しようと積極的に動く人々は多くはないので、昔から訪問販売や電話営業、ショッピングセンターなどでの営業による販売は業界的にほとんどです。

ですから、訪問販売をしてきた業者の全てに問題がある訳ではなく、むしろ、こんな時代だからこそ誠実な業者が多いのですが、注意をしたい営業マンもいることは否めません。

では、注意をしたい蓄電池や太陽光発電の営業マンにはどのような特徴があるのでしょうか。

【 蓄電池と太陽光発電の訪問販売☆注意をしたい営業マン 】

① 資料や名刺を残して帰らない

→ 蓄電池や太陽光発電の営業に限ったことではないのですが、嘘などがある場合、証拠を残さない意味合いと、相手にじっくりと検証させない意味合いもあり、提示した資料や名刺を残さないことが多いので注意をしてください。

② 「キャンペーン」や「モニター」は常套句

→ プレミアム感を持たせて気を引き、「今しかない!」と思わせるための常套句に多い文言が「モニター」や「キャンペーン」です。この他にも「残り〇件」などもあります。

③ 蓄電池と太陽光発電システムのセット販売

→ 営業マンとしては、少しでも客単価を上げたいため、蓄電池と太陽光発電システムはセット販売しかできない、とする営業トークも多いです。

なかには「2点一緒に導入しなければ機能しない」と捉えてしまうような営業トークに騙されてしまったとの事例も多いのですが、予算に合わせて蓄電池を後付けすることもできますし、それぞれ単体での導入もできます。

 

複数の業者と相見積もりを取る

複数の業者と相見積もりを取る
ここまでお伝えしてきましたが、多くの蓄電池と太陽光発電システムの訪問販売で失敗をした経験談を聞いてくると、訪問販売だけにそのまま流されて決めてしまうケースが少なくありません。

【 蓄電池と太陽光発電の訪問販売☆相見積もり 】

☆ ですから、訪問販売をきっかけに本気で蓄電池や太陽光発電システムの導入を検討し始めたのであれば、営業マンには一度引き取っていただいてください。

→ そして改めて、複数の信頼できそうな業者と相見積もりを取り、最初の業者の見積もりと照らし合わせながら、比較検討をしてみてはいかがでしょうか。

複数の業者と相見積もりを取り、対応を確認して比較検討材料ができることで、それぞれの業者の特徴も浮き彫りになり、最初の訪問販売業者が信頼に値するものなのか、見極めやすくなります。

 
 

いかがでしたでしょうか、今回は蓄電池と太陽光発電システムの訪問販売を受け、導入を検討し始めた人々へ向け、より賢く満足できる導入のために見極めたい、悪質業者を見極めるポイントをいくつかお伝えしました。

世界的にはもちろん、日本政府も2050年に向けて脱炭素社会を目指す昨今、蓄電池や太陽光発電システムの導入は時代の流れでもあるため、一般家庭で取り入れること自体はもちろん問題ではありません。むしろ助けになることも多いです。

けれども誇張表現などで「騙された」想いが残ったり、後々後悔するような販売方法であれば、その業者から導入を依頼することは避けた方が良さそうです。

このような業者に依頼してしまうと、せっかく導入してもその後のアフターフォロー故障時の対応に不満が残ったり、トラブルが起きてしまう可能性もあります。

蓄電池も太陽光発電システムも寿命もあり交換や修繕、メンテナンスも必要な機器なので、信頼できる業者から導入をしてもらってください。

まとめ

蓄電池や太陽光発電の悪質な訪問販売の見抜き方

・2022年からはFIP制度が始まり、売電はできる
・1年間の発電量が1,500kWh/1kW以上は誇張
・資料や名刺を持ち帰る営業マンは注意
・キャンペーンやモニターは営業トーク
・蓄電池は後付けもできる
・複数の設置業者に相見積もりを取る

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