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コラム, 蓄電池

家庭用蓄電池のメリットデメリット☆注目される5つの理由

家庭用蓄電池のメリットデメリット☆注目される5つの理由

家庭用蓄電池を取り入れようと思っても、慣れ親しんだ電気の使い方から離れるために、しっかりと理解をしてから決めないと、どことなく不安も残りますよね。

今までのようにただただ、電力会社から電気を購入し続けるだけではなく、「賢く」電気を使い分ける家庭が軒並み増えるようになりました。

また、災害が目立った日本では、非常用蓄電池への関心が深まり、また「エコ」としての電気の使い方も注目されています。

そんななかでの家庭用蓄電池の導入ですから、「何がどのように役立つのか」「何が今までと違うのか」を理解することで、不安も解消されるはずです。

そこで今日は、家庭用蓄電池の導入に迷う家庭へ向け、蓄電池のメリットとデメリットをお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

 

家庭用蓄電池のメリットデメリット☆
注目される5つの理由

 

家庭用蓄電池で賢い電気生活♪

今、全国の大手電力会社各社では、夜間の電気料金が格段に安くなるプランを提案しています。これは主にオール電化、太陽光発電システムを取り入れた家庭で用いられるプランです。

【 家庭用蓄電池で夜間の電気を日中に回す 】

★ 太陽光発電システム+オール電化を導入することで、安い深夜の時間帯や日中に必要な電力を充電し、日中にその電力を放出できるシステムが整うから…、ですが、家庭用蓄電池を導入していない家庭では、充電できません。

・ 一方、家庭用蓄電池を太陽光発電システム(オール電化)と一緒に導入した家庭では、安い夜間の電力をより多く蓄積できます。

日中は太陽光発電で賄うことができるとしても朝方や夕方、また曇りの日などは太陽光発電だけでは、生活が難しい日もありますよね。

そんな時に、より多くの充電した電力(家庭用蓄電池)で賄うことができるため、電力の節約になったり、太陽光発電の電力を売電へと回すことが可能です。

 

電気代の上昇傾向に備える

電気代の節約の観点で言えば、消費税率が8%…、今後は10&にまで上がるとも言われる昨今、家庭での電気代負担が年々上がっている傾向が、総務庁統計局「家計調査」により出ています。

【 家庭用蓄電池で上昇傾向にある電気代を抑える 】

★ 平成20年以降の例でいえば、一家庭(二人以上世帯として)の、一か月あたりのライフライン支出推移を見てみると、電気代・水道代がほぼ腹ばいであるのに対し、電気代だけ、上昇傾向が顕著です。

・ 平成23年の電気代の一家庭支出平均が9,591円であるのに対し、平成24年では10,198円…、平成25年になると10,674円と、着実な上昇を見せています。

その後も電気代の支出平均は年々上昇傾向を辿るなか、蓄電池と夜間の電気料金が安くなるプランの併用によって、夜間の安い電気料金で日中の暮らしも支えることができます。

太陽光発電システムも併せて導入することで、電力の高い日中は太陽光発電で賄い、足らずを家庭用蓄電池で補填する…、と言う理想の節約システムが期待できる点も、メリットです。

電気代の節約に関しては、別記事「太陽光発電&家庭用蓄電池導入☆月々の電気料金3つの事例」でもお伝えしていますので、コチラもご参照ください。

 

災害時に備えた家庭用蓄電池

この数年では全国で次々と起こる災害に備えて、家庭用蓄電池を導入する家庭も増えましたよね。

一般家庭ではもちろん、まだミルクが必要な乳幼児や、介護が必要な高齢者のいる家庭では、停電が起きればパニックにもなり兼ねません。電気は重要なライフラインです。

【 家庭用蓄電池で停電時も電気を使う 】

★ 家庭用蓄電池のなかには、非常時に使いたい家電を最初に指定できるものもあります。冷蔵庫や電灯など、非常時にも稼働してくれるのは心強いですよね。

・ 一般的に家庭用蓄電池による放電は、12時間から24時間は安心と言われますが、太陽光発電システムと併用している場合には、晴れていれば日中は太陽光発電による電気を充電・利用することができます。

一般的には太陽光発電システムとの併用で家庭用蓄電池を導入する家庭が多いですが、最近では日本全国の近年の災害の多さから、家庭用蓄電池のみを導入・もしくはレンタルをして、災害に備える家庭も多いです。

家庭用蓄電池のレンタル例では、月々4,900円などのものが見受けられます。

災害に備える家庭用蓄電池や太陽光発電システムについては別記事「太陽光発電で災害に備える☆停電時5つのポイント」でもお伝えしていますので、コチラも立ち寄ってみてください♪

 

家庭用蓄電池は「使用量」を意識する

家庭用蓄電池は言わば大きな充電器です。そのために選んだ製品によってそれぞれですが、蓄電池の容量には限界があります。

当たりまえですが、電気を使用すればそれだけ蓄電された電気は減りますので、充電をしていない日中は、電気の使用量を意識しなければなりません。

【 家庭用蓄電池は「使用量」を意識 】

★ コチラも選んだ家庭用蓄電池の製品によって異なりますが、「残量」が明示されていたり、「放電開始時間」を指定出来る製品などがあります。

・ これらの表示や設定を賢く活用して、日々のなかで一日に使用する電気料を意識して過ごすことが、節電のポイントです。

太陽光発電システムや家庭用蓄電池を導入していない暮らしのなかでは、日々それほど電気の使用量を意識することはありませんよね。

毎月の電気料を確認して、「来月は…」などと注意をすることはありますが、毎日となると少しストレスも掛かるかもしれません。

けれども、反対に言えば「いつも電気の使用量を意識して暮らす」ことができるために、デメリットにあらず、メリットへと転じる可能性も大きいです。

 

家庭用蓄電池は経年劣化する

かつて活躍していた鉛蓄電池ほどではありませんが、最新のリチウムイオン電池の家庭用蓄電池でも、放電と充電の回数を重ねるごとに、経年劣化をしてしまうことは否めません。

【 家庭用蓄電池の経年劣化 】

★ 家庭用蓄電池は長い年数が経つと「寿命」を迎え、寿命を迎えた家庭用蓄電池は蓄電できる容量が少しずつ少なくなってきます。そこで蓄電池の交換を行うのが一般的です。

・ 寿命に関してはメーカーによって様々ですが、平均的なメーカー保証期間は10年~15年前後となり、放電回数でみると6,000回・8,000回が多い他、メーカーによっては12,000回も充放電を繰り返すことができるものもあります。

一方で価格帯は安いものの、メーカー保証期間が7年前後、可能放電回数は3,000回のものもあるので、価格だけにとらわれず、寿命も一緒に比較検討してから決めてください。

 

エコな電気使用を考える新しい時代

より地球環境を考えたエネルギー消費が注目され始めた昨今では、電気料金の節約と言う側面だけではなく、エコ生活としての家庭用蓄電池が注目されるようになりました。

特に最近では電気自動車が主流となりつつありますよね。新しいエコ生活の流れとして、この電気自動車とも、太陽光発電システム&家庭用蓄電池との連携が期待できます。

【 家庭用蓄電池と電気自動車の相性 】

★ 家庭用蓄電池+太陽光発電システム+電気自動車の3つを併用した、「トライブリッド蓄電システム」も注目されつつあります。

・ 電気自動車へ電気を充電するシステムで、電気自動車自体も蓄電池としての役割を持ち、その一方で、太陽光発電による電気を日中の電気自動車に活用することができる点が魅力です。

このように、これからはどんどん、太陽光発電による自家発電+足らずを電力会社より(夜間に)充電する…、と言ったエネルギー活用生活が当たり前の世界になるのかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか、今日は家庭用蓄電池の導入を検討している家庭へ向け、そのメリットとデメリットをお伝えしました。

デメリットとして、家庭用蓄電池は経年劣化をすること、電気量を意識した暮らしが必要であることをお伝えしましたが、この他にも、もうひとつ「設置場所」も検討材料のひとつです。

昔の鉛蓄電池のような大きな体積&大重量の蓄電池はほとんどなくなり、現在家庭用蓄電池としてはメインの「リチウムイオン電池」の蓄電池はコンパクトになりました。

けれどもそれでも、一般的に幅100cm×高さ120cm×奥行30cm前後が目安です。設置場所まで考えて、後々まで満足できるよう判断をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

家庭用蓄電池のメリット・デメリット

・安い夜間の電気を日中に回す
・後々まで電気料の節約ができる
・停電時にも12~24時間の稼働が期待できる
・蓄電量を意識した暮らしが必要
・蓄電池装置は経年劣化する
・電気自動車などとの連携も期待できる
・設置場所は確保する