沖縄の太陽光、蓄電池、エコキュートの交換はホウトク沖縄。アフターサービスも対応。

沖縄の太陽光、蓄電池、エコキュートの交換はホウトク沖縄。アフターサービスも対応。

コラム, 蓄電池

沖縄で家庭用蓄電池選び☆全負荷型と特定負荷型

沖縄で家庭用蓄電池選び☆全負荷型と特定負荷型
停電の多い沖縄では家庭用蓄電池を選ぶ時、「全負荷型」「特定負荷型」かを気にする方が増えました。

沖縄では停電が毎年起こり得ることを考えると、せっかく家庭用蓄電池を選ぶのなら、停電時も快適に過ごすことが出来るタイプを選びたいと思うのは、当然ですよね。

そもそも家庭用蓄電池は、本来ならば常に流れる性質を持ち、留まることが出来ない性質の電気を、「蓄電(貯める)」ことが出来る機器です。

ただ「全負荷型」と「特定負荷型」の違いによって、停電時の過ごし方も変わり、それぞれにメリットデメリットがあります。

そこで今日は、沖縄で注目される家庭用蓄電池の「全負荷型」「特定負荷型」のそれぞれの違いや特徴と、メリットデメリットをお伝えします。

 

沖縄で家庭用蓄電池選び☆
全負荷型と特定負荷型

 

沖縄人気の家庭用蓄電池「全負荷型」

高齢者も子育て家庭も多い沖縄では、停電が起きた時、介護や子供の世話に困る家庭が多いです。そんな沖縄ですから家庭用蓄電池の人気は全負荷型が優勢です。

【 沖縄人気の家庭用蓄電池「全負荷型」 】

★ 沖縄で人気の家庭用蓄電池のタイプ「全負荷型」は、停電が起きた時に分電盤全体をバックアップするため、家全体の電気回路が使えるため、日ごろと同じような過ごし方ができます。

・ ただし家全体の電気回路を分電盤ごとバックアップするため、蓄電池の容量はある程度大容量でなくてはなりません。大容量の家庭用蓄電池を選ぶ分、コストは割高になる傾向があります。

それぞれの家庭で電気契約内容が違いますので一概には言えませんが、少なくとも60Aまで、どの部屋でも使うことができるように想定された機器が一般的です。

十分な性能を持った、沖縄で人気がある某家庭用蓄電池(全負荷型)を例に取ってみると、 10kVAまで全ての部屋で利用ができます。

これだけ沖縄の家庭用蓄電池のなかで人気が高い全負荷型タイプですが、まだまだ性能としては新しいタイプの蓄電池なので、商品の種類が少ない傾向です。

沖縄でも家庭用蓄電池は、全負荷型になると大手メーカーの「ニチコン」や「シャープ」などからも出ていますが、2019年度から急激に販売台数を伸ばしている商品があります。

【 沖縄人気の家庭用蓄電池☆全負荷型のスマートスターL 】

★ 今、最も需要が高まり注目されているのは、伊藤忠商事(販売元)の「スマートスターL」ではないでしょうか。

・ 少ない全負荷型タイプのなかでも、家一軒を丸ごとカバーできる大容量(9.8kWh)と、性能のわりにコストパフォーマンスも優れている点が、人気の理由です。

 

コンパクト&割安な「特定負荷型」

一方、「特定負荷型」の家庭用蓄電池は、必ずしも大容量でない商品も多いです。そのため室内置きのコンパクトな家庭用蓄電池など、割と多くの商品が「特定負荷型」タイプです。

【 沖縄人気の家庭用蓄電池☆特定負荷型とは 】

★ 一方、特定負荷型の家庭用蓄電池は、停電時にあらかじめ設定した電気回路のみを稼働させることができるタイプで、従来はこのタイプの家庭用蓄電池が多いです。

→ 最初に停電時を想定して、使用できる電気回路を設定します。停電時には自動的に設定した回線に切り替わる商品と、手動で停電時の電気回線へ切り替える商品があります。

停電時に全負荷型タイプが利用できる回路が60Aとお伝えしたのに対して、特定負荷型タイプは多くて20A前後までの利用です。

目安としてはブレーカーの2か所ほど利用するイメージなので必要最低限の電力となり、多くは①冷蔵庫②リビングの電気やテレビを特定する家庭が見受けられます。

 

「全負荷型」のメリット・デメリット

ここまで書くと、沖縄の家庭用蓄電池でなくとも、誰もが全負荷型の方が良いように思えますが、敢えて特定負荷型を選ぶ家庭も多いです。

沖縄の家庭用蓄電池で全負荷型のを選ぶメリットは、何と言っても、停電時にいつも通りの暮らしができる点ではないでしょうか。

【 沖縄人気の家庭用蓄電池☆全負荷型のメリット 】

★ 分電盤ごと「家全体をバックアップ」していて、容量によっては200VA 機器も稼働できます。

→ そのため、オール電化を使用していれば、いつも通りにIH調理器具で温かなスープも作れますし、エコキュートも稼働しますから、お風呂にお湯を溜めて入ることも可能です。

一方でデメリットは、どのような商品にもあります。

まず、いくら大容量といっても、蓄電量には限りがあることは否めず、一方で災害の大きさによっては、いつ復旧するかも分かりません。

そう考えると、停電が起きるような災害時には、蓄電池の容量を出来るだけ節約したい家庭が多いのは、当然ですよね。

【 沖縄人気の家庭用尾蓄電池☆全負荷型のデメリット 】

★ けれども家全体をバックアップしていると、ついつい電気を使ってしまうのも事実です。

・ 阪神大震災では、停電をしてから6日間後に電気が復旧しました。

…このような事態も想定し逆算をして、丁寧に電気を使用することが賢く利用できるかどうかが、向いていると言えます。

 

「特定負荷型」のメリット・デメリット

一方、特定負荷型の家庭用蓄電池のメリットは、その反対です。

【 沖縄人気の家庭用蓄電池☆特定負荷型のメリット 】

★ 特定負荷型の場合、停電時にはあらかじめ設定しておいた、必要最低限の電気回路のみ稼働しますので、限られた蓄電池の電力を、自然に節約することができます。

→ また、特定負荷型の家庭用蓄電池はコンパクトなタイプが多いです。そのため容量が少ないものの、室内に置いても邪魔にならないタイプを選ぶこともできます。

さらに特定負荷型の家庭用蓄電池は、大容量でなくとも利用できることや、全負荷型よりも停電時の性能に不便があるために、割安になる傾向が強く、価格とのバランスとして人気です。

【 沖縄人気の家庭用蓄電池☆全負荷型と特定負荷型 】

★ 特定負荷型の家庭用蓄電池としては、大手メーカー、パナソニックやオムロンから出ている、室内置き用のコンパクトな家庭用蓄電池があります。

→ この定価が約128万円として、前述したスマートスターLの定価は約290万円(※)です。そう考えると、より気軽に災害対策として取り入れる家庭が多いのも頷けます。

(※)ただし、上記の定価はあくまでも参考価格です。代理店や施工業者で価格帯が変化することもありますので、家庭用蓄電池を検討する場合には、いくつかの施工業者で相見積もりを取ると良いかもしれません。

特にスマートスターLなど、製造元と販売元が変わるような分業をすることで、コストパフォーマンスを上げているような商品の場合には、価格や割引額のみで判断することは控えてください。

いくら初期投資が低く抑えられても、後々不具合が出た時などに相談もできず、家庭用蓄電池の寿命が短くなっては、本末転倒ですよね。

ですから、アフターフォローや疑問や不安を後々気軽に相談するためにも、後々まで良い関係を築くことができるような、また、地元の地域性を良く知る、「信頼性」の高い施工業者選びがポイントです。

 

全負荷型・特定負荷型におすすめの家庭とは

沖縄の家庭用蓄電池で全負荷型が特に評価されるのは、主に高齢者が多いこと、そして子育て世帯が多いことが、理由に挙げられます。

そのため、夫婦二人のみで暮らすDINKS家庭のように、停電時にもある程度の我慢ができる大人のみの世帯でしたら、特定負荷型の方が電力を使いすぎることもなく過ごせる上、気軽に取り入れやすいかもしれません。

【 沖縄人気の家庭用蓄電池☆おすすめの家庭 】

《 全負荷型 》

・ 赤ちゃんがいてミルクを作らなければならない、お風呂に入れなきゃいけない家庭。

・ 高齢の被介護者がいて、常にお湯を使う環境が欲しい。

… などであれば、沖縄人気の家庭用蓄電池、全負荷型タイプを選ぶことによって、停電時の問題が解消されやすいです。

《 特定負荷型 》

・ 主に停電時の対策として、少しでも安く取り入れたい。

・ ベランダのみで庭などもないので、室内に置きたい

・ 大人のみの構成の家族で、お風呂などのある程度の我慢ができる。

・ 停電時には最低限の電気のみを使用したい。

… などであれば、特定負荷型タイプを選ぶことで、より気軽に安い価格帯で導入できます。

 

 

いかがでしたでしょうか、今日は沖縄で需要が高い家庭用蓄電池の種類、「全負荷型」「特定負荷型」の違いや特徴を、詳しくお伝えしました。

停電時の性能のみで比較検討をすれば、全負荷型の方が快適な過ごし方が出来て魅力的ですが、それぞれの家庭用蓄電池に、人口AIを搭載していたり、コンパクトさを追求していたりと、特徴があります。

また、2011年以降から家庭用蓄電池は災害対策としての色合いが強くなりましたが、節電や太陽子発電との連携で自家発電を目指すなど、家庭用蓄電池の可能性はさまざまです。

全負荷型は現在、まだまだ外置き型の大きな商品が多いため、災害対策としてのみ導入するのであれば、多少存在感が大きすぎるかもしれません。

それぞれの家庭の目的と希望に見合った家庭用蓄電池のタイプを選ぶことが、後々まで満足できる選択です。

 

まとめ

全負荷型と特定負荷型の違いとは

・停電時に家の電気回路全てを使えるのが「全負荷型」
・停電時に特定の電気回路のみを使うのが「特定負荷型」
・全負荷型はオール電化であればIHやお風呂も可能
・全回路を使用できるので停電時でも電気を消費しやすい
・全負荷型は大容量の外置き型の商品が多い
・特定負荷型は停電時に電気量を節約しやすい
・特定負荷型は室内にも置けるコンパクトなタイプが多い
・特定負荷型は全負荷型に比べて割安
・それぞれの家族の構成と希望に見合ったタイプを選ぶ