沖縄に適した太陽光発電メーカー☆ネクストエナジー
沖縄で選ぶ太陽光発電メーカーなら、塩害被害や直射日光・高温に対しての耐久性に長けたメーカーを選びたいですよね。
今、中国や韓国、カナダ発信の海外メーカーまで見ていくと、沖縄でも太陽光発電が格安のメーカーが増えましたが、それでも初期費用はソーラーローンなどのローンを組んで賄う家がほとんどです。
多くは固定売電価格補償制度の「FIT」が適用される、10年内には元が取れるようですが、メンテナンス費用やその後の売電、節電を考えると、少しでも経年劣化を防ぎ、寿命も長く、元気に稼働してもらいたい家庭がほとんどではないでしょうか。
そこで今日は、沖縄に適した太陽光発電メーカーとしておすすめの「新参者」、「ネクストエナジー」について、そのメリット・デメリットをお伝えします。
沖縄に適した太陽光発電メーカー☆
ネクストエナジー
太陽光発電メーカーの人気順位
ひと昔前までは、日本メーカー「シャープ」の太陽光発電がその信頼性により、世界的にもシェアを占めていましたが、今では格安の太陽光発電を提供する海外メーカーが続々大頭しています。
一方、日本国内では日本製品の丁寧さと共に、日本国内各地に支店を持つために、後々のアフターフォローが細やかとの定評があり、日本メーカーがほとんど上位を占めています。
【 沖縄に適した太陽光発電メーカー☆世界シェア 】
① ジンコソーラー
… 2018年度から世界シェア率が著しいジンコソーラーは中国メーカーで、2013年より日本でも販売を始めています。発電効率は劣るものの、現在日本では、産業用太陽光発電を中心にシェアを広めています。
② ロンジソーラー
… 2000年創業・中国発の「ロンジソーラー」は太陽光パネルのなかでも「単結晶シリコン(※)」技術が定評です。2016年、2017年度は単結晶モジュール出荷量1位を誇ります。
③ カナディアンソーラー
… カナダの太陽光発電メーカー「カナディアンソーラー」は、日本の海外メーカーでは最も知名度も高く親しまれています。その売りは「低価格・長期保証」です。
③ トリナソーラー
… トリナソーラーも中国メーカーで、こちらも「低価格なのに高性能」を売りにしていて、特に雨天時の発電効率には定評があります。
④ JAソーラー
… 2005年の創立の上海に拠点を置くJAソーラーは一貫生産・大量生産と、(安い)多結晶シリコン(※)の研究開発により、低価格・高性能を実現しました。
…こうして見ても分かるように、世界的には「低価格なのに高性能、長期保証」を特徴とした中国メーカーが次々と大頭してシェアーを広げています。…一方、日本国内では老舗大手メーカーを中心としてシェアーを分けてきました。
【 沖縄に適した太陽光発電メーカー☆国内シェア 】
① パナソニック
… 中国やカナダのメーカーの低価格により、世界的にはシェアを落としていますが、住宅用太陽光発電としてはハイブリッドな太陽光パネル「HIT」の採用によって、発電効率・耐久性は突出しています。
② 京セラ
… 発電効率は劣るものの低価格となる多結晶パネルの研究開発、販売を続けてきた京セラですが、近年には単結晶シリコンのパネル製品を出し始めました。
③ シャープ
… 太陽光発電業界では最も信頼性が高いメーカーがシャープです。2007年~2014年までは世界シェアランキングTOPをキープしてきました。
④ 東芝
… 東芝の売りは太陽光発電パネルの発電効率ではないでしょうか。ただこのパネルはアメリカのサンパワー社が製造、業務提携により販売をしています。価格帯も高めになるのがデメリットです。
⑤ 三菱電機
… 2019年までは三菱電機も太陽光発電を販売していましたが、2019年、業界からの撤退を表明しました。今後は京セラと業務提携をし、今までの販売ルートを生かすとのことです。
…ここまで分析していくと分かるように、日本国内メーカーはその性能や信頼性は高い一方で、価格帯が高くなりやすく、2014年度以降は中国や韓国、カナダなどの低価格を実現した海外メーカーにシェアーを取られています。
ネクストエナジーの魅力
このような状況のなか、近年になり日本では小規模ながら若手の太陽光発電メーカーが出てきました。それが「ネクストエナジー」です。
パナソニックやシャープなど老舗のメーカーがシェアーを占めるなか、ネクストエナジーは2003年創業の若手企業です。
信頼性も高く高性能な日本メーカーの魅力を生かしながら、中国や韓国、カナダなどの海外メーカーと比較しても低価格に抑えられる…、そんな商品を開発、販売しています。
【 沖縄に適した太陽光発電メーカー☆ネクストエナジー 】
★ ネクストエナジーの最大のメリットは、上記のトリナソーラー(中国)やカナディアンソーラー(カナダ)などの海外メーカーとも勝負が出来る、低価格での販売です。
→ 格安の太陽光パネルはどうしても発電効率や耐久性などの性能が劣り勝ちなのですが、ネクストエナジーでは「PERC技術」を施すことで、その性能を日本メーカーとも劣らない品質に仕上げています。
「PERC技術」を簡単に言えば、パネル(セル)の裏面に独自の層を追加する技術です。また、このPERC技術だけではなく、ネクストエナジーの太陽光パネル製品では、沖縄独自の気候に適した技術が施されています。
【 沖縄に適した太陽光発電メーカー☆沖縄の気候 】
★ 沖縄で太陽光発電を始めるなら、激しい劣化を避けるためには、まずは塩害に強いものを選ばなければなりません。
→ ネクストエナジーでは独自のUV塩害試験を行っているので、塩害に耐性が強い点は嬉しいポイントです。
世界メーカーと比較する、ネクストエナジーの価格帯
ネクストエナジーがシェアーを広げているのは住宅用の太陽光発電システム業界です。ひと昔前と比べてどんどん低価格化が進んでいます。
ネクストエナジーは令和日本の一般的な家計に合わせた、初期費用を抑えた価格帯が魅力なので、ここで中国をはじめとする海外メーカーも合わせ、「初期費用の安さ」を比較検討してみます。
【 沖縄に適した太陽光発電メーカー☆初期費用の安さ 】
① トリナソーラー(中国) … 一例では5.12kWの容量で初期費用の目安が135.1万円です。(発電効率16%)
② ハンファQセルズ(韓国) … 一例では5.04kWの容量で初期費用の目安が134.4万円です。(発電効率18.9%)
③ カナディアンソーラー(カナダ) … 一例では5.0kWの容量で初期費用の目安が126.8万円です。(発電効率18.5%)
★ ネクストエナジー(日本) … 一例では5.4kWの容量で初期威容相の目安が134.4万円、発電効率は18.3%となります。
…このように見ていくと、昔から低価格で人気が高いカナディアンソーラーの126.8万円よりは少々高くはなるものの、中国メーカーのトリナソーラー、韓国メーカーのハンファQセルズには引けを取らない低価格を実現しています。
また、発電効率や設置費用などの工事費、諸費用を含めて、発電量kWの単価で計算してみると、カナディアンソーラーが約25.5万円/kWであるのに対し、ネクストエナジーは約25万円/kWになり、安い計算です。
ネクストエナジーのデメリットと対策
このように沖縄で人気の太陽光発電メーカーのネクストエナジーは、PERC技術により「国内メーカーでありながら低価格」のメリットで、2003年の創業以来、目を見張る成長を遂げてきました。
けれどもどうしても、パナソニックやシャープと比べると、その母体規模は小さく、ネームバリューも良い訳ではありません。この点がデメリットと言えます。
日本国内で特に聞こえる声としては、「規模が小さいメーカーだけに、もしも倒産したら、せっかくの長期保証も役に立たないのでは?」と言うものが多いです。
…そこでネクストエナジーでは、自社や製造元が倒産しても保証してもらえるよう、保険会社に加入して「二重保証体制」を取ってきました。
【 沖縄で人気の太陽光発電メーカー☆ネクストエナジーの二重保証 】
★ 「二重保証体制」は、パナソニックやシャープなどと比べると、どうしても規模が小さくなるネクストエナジーの保証に信頼を持ってもらうため、会社自体が保険会社へ加入している体制です。
→ 保険会社が長期に渡りネクストエナジーを保証してくれるため、後々製造元やネクストエナジーが倒産をしても、保険会社が肩代わりをしてくれます。
いかがでしたでしょうか、今日は沖縄で人気の国内太陽光発電メーカー、「ネクストエナジー」についてお伝えしました。
太陽光発電システムはパネルの他に機器(パワコンなど)、モジュールなどさまざまな部分がありますので、保証もいくつか付いています。
(詳しくは「沖縄の太陽光発電メンテナンス☆チェックしたい保証内容」をご参照ください。)
ネクストエナジーの場合には、製品自体の保証、発電量の保証となる出力保証、前述した二重保証制度の他、出力機能の問題で売電収入に影響が出た場合に役立つ「経済損失補償」などが付いています。
ネクストエナジーは初期費用が抑えられる若手国内メーカーですので、予算とのバランスを見ながら、パナソニックなどの大手メーカーとも比較検討しつつ、検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
沖縄人気の国内メーカー「ネクストエナジー」の魅力
・日本メーカーは性能が良いものの割高
・現在は低価格の海外メーカーが世界で人気
・日本では今でも国内メーカーに定評がある
・国内メーカーはアフターフォローも安心
・ネクストエナジーは海外メーカー並みの低価格
・PERC技術によって発電効率など性能も維持
・沖縄に嬉しいUV塩害テストもパスして販売される
・若手で規模が小さいメーカーなのがデメリット
・そのため保険会社に加入して二重保証体制を取っている
・メーカーや製造元が倒産しても保険会社が保証してくれる