沖縄の太陽光、蓄電池、エコキュートの交換はホウトク沖縄。アフターサービスも対応。

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コラム, 蓄電池

沖縄で家庭用蓄電池☆電気自動車とどっちがいい?

沖縄で家庭用蓄電池☆電気自動車とどっちがいい?
沖縄で家庭用蓄電池か電気自動車か…、どちらも蓄電機能があり停電時の対策になりますが、金額も高く「両方はちょっと…」と言う家庭も多いですよね。

2018年、2019年と沖縄でも大規模停電があり、家庭用蓄電池や電気自動車を災害・停電対策として検討する家が増えました。

また、2011年の東日本大震災から年々高くなる電気料金対策として、安い深夜の電気料金を日中に回し、節電対策を講じる日本の家庭も増えています。

そんななか、沖縄では家庭用蓄電池と電気自動車、導入するにはどちらが良いか…、迷う家庭も多くなりました。

そこで今日は、これから災害・停電対策や節電対策をするなら、沖縄では家庭用蓄電池と電気自動車、どちらが良いか…、選択の指標となるメリットデメリットをまとめます。

ぜひ、参考にしてください。

 

沖縄で家庭用蓄電池☆
電気自動車とどっちがいい?

 

蓄電池のメリット

沖縄では家庭用蓄電池が電気自動車よりも蓄電目的としては人気があります。…と言うのも、戸建て家庭の多い沖縄では、10年ほど前に太陽光発電システムブームが起きたためです。

ブームが起きた頃はまだ蓄電池が今よりも高く、重要・容量も大きいために、「産業用」のイメージが強く、「家庭用蓄電池」の概念は今と比べると、ほとんどありませんでした。

【 沖縄で導入☆家庭用蓄電池OR電気自動車 】

《 家庭用蓄電池のメリット 》

① 太陽光発電システムと連携するメリット!

・日中に発電して使いきれなかった電力を蓄電することができる。 
・条件によっては完全自家発電、買電なしの暮らしができる。
余った電力を売電できる。
・2019年度からダブル発電(※)の買電価格に変化がなくなった。

② 家庭用に特化した蓄電機器としてのメリット!

・蓄電目的だけの機器であるために、導入コストも電気自動車と比較して安い
・非常用電気として安心感がある。

③ 電気自動車と比較して、寿命が長い機器が多い!

…選ぶ蓄電池にもよりますが、一般的な100万円台~200万円台の外置き型の蓄電池であれば、充放電サイクル(※)は6,000回~12,000回前後で、保証期間まで鑑みると、10年以上は期待できます。

④ 導入後のメンテナンス費用は蓄電池の方が安い

⑤ 夜間電力との連携がしやすい

…大手電力会社では利用者の少ない夜間により多く利用してもらうため、日中の電気料金の1/3ほど安くなるプランが多いです。そんな夜間の電気を蓄電し日中に使うことで、節電ができます。

…などなどのメリットがあるので、もともと太陽光発電システムを導入している家庭では、家庭用蓄電池の導入の方がより有効かもしれません。

ちなみに(※)「ダブル発電」とは、二種類以上の創電機器を利用して発電をしている状態を指し、蓄電池も創電機器として扱われています。

本来はダブル発電をしているとみなされると「ダブル発電の買電料金」が設定され、買電価格が安くなってしまうのですが、2019年度からは価格帯に違いがありません。

 

蓄電池のデメリット

沖縄での家庭用蓄電池導入、電気自動車と比べるとどうしても蓄電量は低くなりがちです。大まかにお伝えすると、電気自動車の蓄電量が、単体で連続稼働の場合2日間を目安に出来るのに対し、蓄電池は大きな容量のもので1日前後です。

【 沖縄で家庭用蓄電池か電気自動車か☆蓄電池のデメリット 】

① 単体での蓄電池容量が電気自動車よりも低い

家庭用蓄電池の容量は約6.5kWh~12kWh、大きな蓄電池で16kWhのものもありますが、それだけ価格も高くなり、一般的には外置き型の10kWh前後です。

→ 一方、40アンペアとして一般家庭での1日の平均電気使用量は10kWh前後と言われ、単純に計算すると1日連続稼働できれば御の字と言えます。

② 1kWhの単価で考えると、電気自動車よりも高くなる

このように蓄電容量が電気自動車よりも少ないために、1kWh当たりの価格に換算すると、約20万円/kWhとなり、電気自動車の倍程度のコスト(※)です。

(※)電気自動車の1kWh当たりの価格については、次項にて説明します。

ただし、今沖縄では家庭用蓄電池は電気自動車とは違い、あくまでも「太陽光発電システムと連動」して導入されている点はポイントです。

太陽光発電システムと連動すれば、日中は太陽光による発電が期待できますから、その余剰電力を蓄電池に貯めて、夜間に回ることも可能となります。

一方で、太陽光発電は曇りでも発電しますが、晴天よりは発電量は少なくなりますので、発電量には予測が付きにくく、その日その日の天候に左右される一面も注意をしてください。

 

電気自動車のメリット

一方、沖縄では家庭用蓄電池の方が電気自動車よりも人気はありますが、世界的には電気自動車の波が訪れています

これは、環境的にもCO2を排出させないエコ車としての評価とともに、蓄電機能と自動車との2役を供えた存在も人気の理由です。また、今日本では電気自動車を購入すると補助金制度を利用できます。

【 沖縄では家庭用蓄電池か電気自動車か☆電気自動車のメリット 】

① ガソリンと電気との双方を使用できる(移動できる)

電気自動車はガソリンも使用できるため、非常時にガソリンを使って移動する選択も可能です。移動先で電気を蓄電して戻ってくることもできます。

② 蓄電容量が大きい

家庭用蓄電池の容量が約6.5kWh~16kWh前後であるのに対し、一例として日産リーフを見てみると、そのバッテリー容量は62kWhなどもラインアップされています。

③ 出力パワーも充分

さらに、非常時に同時出力可能なW数を見てみると、沖縄で家庭用蓄電池では約1500W、電気自動車は40kWhの容量のタイプを例として、6000Wまで出力できます。

④ 1kWh当たりの単価で計算すると、安いこともある

電気自動車はどうしても初期費用の高さに躊躇する家庭が多いのですが、容量が大きいために1kWh単価で計算すると、実は蓄電池よりもリーズナブルなケースも多いです。

前項でお伝えしたように蓄電池の1kWh単価が20万円であったのに対し、電気自動車の一例として日産リーフ種類を見てみると、10万円/kWhでした。

 

電気自動車のデメリット

とは言っても、どうしても電気自動車は初期費用が高いデメリットは大きいですよね。補助金は出てはいるものの、2019年度では30万円~40万円前後までの補助金がほとんどで、対する電気自動車の価格帯は安い価格帯でも300万円前後です。

この価格帯で考えると、電気自動車を一台買う費用で、条件によっては太陽光発電システムと家庭用蓄電池の両方を導入することもできますよね。

【 沖縄では家庭用蓄電池か電気自動車か☆電気自動車のデメリット 】

① 諸費費用が高い

2020年現在、家庭用蓄電池の相場は約100万円~200万円台、安い蓄電池では100万円を切る機器も出ていますが、電気自動車では約300万円~400万円前後が相場で、補助金は約20万円~40万円前後です。

② 専用のパワステを設置するなどの手間

電気自動車の電力を家へ引く場合、電気自動車(EV自動車)専用のEVパワステを設置して、バッテリーを家庭用電源に引く必要があります。

③ 電気自動車としての使い勝手

2020年現在ではまだ、電気自動車は長距離には向いていません。ガソリンはすぐに補充できますが、電気は充電時間が必要です。一例を見てみると、400KMで充電が切れ、充電をするためには急速機能を利用しても40分以上は必要でした。

④ メンテナンスコストが高い

家庭用蓄電池と比較すると、自動車なのでどうしてもメンテナンスコストが掛かります。車検や定期点検が必要な反面、一般のガソリン車と比較すると、車検費用は安くなる傾向です。

そしてもちろん、沖縄で家庭用蓄電池も電気自動車も家の近くに止められる(設置できる)スペースがなければ、電気を引くこともできません。(家庭用蓄電池の場合は室内型もありますが…。)

そこに家へ電気を引くためのEVパワーステーションも必要ですし、設置にはコストも掛かります。

また、電気自動車の充電時間をお伝えしましたが、まだ電気自動車が主流ではないために、出先で充電できる場所が少ない点も考えて選びたいポイントです。

 

いかがでしたでしょうか、今日は節電や災害・停電対策として導入するなら、沖縄で家庭用蓄電池が良いのか、電気自動車が良いのか…、それぞれのメリットとデメリットを上げ、比較検討をしてみました。

ひとつ言えることは、太陽光発電システムと家庭用蓄電池はとても相性が良い、と言うことです。今では太陽光発電システムと連携し、電気の変換ロスを少なくする「ハイブリッド型」のパワーステーションも出ています。

一方で新築時に太陽光発電&家庭用蓄電池を導入する家では、電気自動車が後々使用できるようにと、この3つの機器を連携して電気変換のロスを少なくできる、「トライブリッド型」を選択する家庭も多くなりました。

それぞれの家庭でより適した蓄電方法を、どうぞ選んでみてください。

 

まとめ

蓄電には家庭用蓄電池と電気自動車のどちらが良いか

・太陽光発電と併用するなら蓄電池が良い
・蓄電池の方が寿命が長く価格も安い
・電気自動車はガソリン車と併用ができる
・電気自動車は非常時に移動して蓄電できる
・電気自動車の方が容量もパワーも大きい
・自動車としての使い勝手がまだ悪い