沖縄の太陽光、蓄電池、エコキュートの交換はホウトク沖縄。アフターサービスも対応。

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コラム, 太陽光発電

2020年から沖縄で太陽光発電☆10年で元は取れる?

2020年から沖縄で太陽光発電☆10年で元は取れる?
2020年から沖縄で太陽光発電を始めても、10年前から買電価格も下がり続けているため、「赤字にならないだろうか…」「何年で元が取れるの?」と不安視する声も多いですよね。

一方で、世界的な創エネルギー、省エネ(エコ)への流れや、年々上がり続ける電気料金…、2011年以降に全国各地で頻発する災害や大規模停電を考えると、2020年の内に沖縄でも太陽光発電を入れてしまった方が良い気もします。

悩ましいですよね。そこで今日は、2020年から沖縄で太陽光発電を始めた場合、元を取ることは出来るのか…、また、損をしないためのポイントを、いくつかお伝えします。

 

2020年から沖縄で太陽光発電☆
10年で元は取れる?

 

2020年の設置、元は取れる?

2020年に沖縄の太陽光発電設置を不安とする人が増えたのは、何と言ってもFIT(※)が始まった当初の10年前から、年々売電価格が下がっていることが原因ではないでしょうか。

(※)「FIT」は10年前に太陽光発電システムを個人家庭へ普及するために、政府が制定した、10年間の売電価格固定買取保証制度です。

売電価格はその時々で分かるために不安定ですが、このFITにより10年間は安定した売電価格による売電が保証され、10年前には沖縄でも一次太陽光発電ブームが起きました。

このFITが始まった当初、48円/kWhだった売電価格が2019年度には24円/kWhにまで(全国的)下がっています。

…この点のみを見ていると「2020年に沖縄で太陽光発電導入は元は取れないのでは?」と思いがちですが、もう一点、注目すべき項目があります。それが、初期費用です。

【 2020年、沖縄で太陽光発電を導入!元は取れるの? 】

★ 躍進的な技術の向上により、10年前よりも急激に下がったのが、導入時の初期費用です。

→ 屋根の広さや形状によって工事費も掛かるため、一概には言えませんが、単純に1kWhの発電に掛かる費用を比較してみると、2011年度には60万円/kWhだった初期費用が2017年度にはすでに半額(30万円/kWh)に到達しています。

2017年度以降も技術革新は続き、さらに少しずつ初期費用は値を下げ続けているため、結果的にほとんどの家庭で、元が取れる計算です。

では「初期費用が年々安くなっているのなら、2020年よりも後に(沖縄で)太陽光発電を導入したら良いのでは?」と考える方もいますが、そうとも限りません。

その理由には下記の2つがあります。

【 2020年に沖縄で太陽光発電を始めた方が良い理由 】

① FITがいつ終わるのか分からない

… 現在はまだ10年間の固定売電価格が保証される「FIT」制度が続いていますが、いつこの制度が終わるか分かりません。終われば、安定した売電価格での売電が難しくなりますから、不安定になります。

② 売電価格は年々下降している

… 初期費用が安くなったとは言え、この先どれほど売電価格が下がるかは予想がつきません。今ならFITが適用する10年間で元を取ることが出来る家庭が多いので、思い立った時に導入した方が安心です。

 

沖縄で「元を取る」ためのポイントとは

2020年度から沖縄で太陽光発電を始める家庭では、「売電と節約によって初期費用の元を取りながら、その後の節電、災害(停電)対策が出来る創エネ機器を取り入れたい!」と言う理由が多いです。

そのためには、まず①初期費用を抑えると共に、②後々のメンテナンスコストを抑え寿命の長い機器選び、③発電効率の良い機器を選ぶこと、が大切になります。

それぞれのポイントもありますが、まずは比較検討が出来なければ、その機器がより良いものなのかどうかも分かりません。

【 2020年、沖縄で太陽光発電を始めるポイント 】

★ まず、大前提として複数の業者に相見積もりを取ってください。その上で下記の3点に注目します。

① 初期費用 … 過去1年間の電気料金(※1)を洗い出して、シュミレーションを出してもらい、初期投資のバランスの良い見積もりを取ってもらいます。

→ この時、太陽光発電の設置場所となる屋根をきちんと現場チェックしてから(※2)、シュミレーションを出してくれる業者が信頼できます。

② 後々のメンテナンスコストをチェックする

… 初期投資の元を取るのはFIT制度が有効な10年を目安にしながら、その後のメンテナンスコストとのバランスも見なければなりません。

→ 2020年現在、太陽光発電システムの平均的な寿命は20年~30年、少しでも長くそのメリットを享受出来るよう、初期費用とのバランスを見ながら検討してください♪

③ 発電効率の良い機器を選ぶ

… 太陽光発電パネルから電気をどれだけ効率良く発電出来るかで性能が決まりますが、どうしても発電効率が良い機器はそれだけコストも掛かります。

→ 初期投資とのバランスを見ると共に、「沖縄の気候に合った」太陽光発電パネルを選ぶことが、最大のポイントです。

(※1)今まで払っていた電気料金で太陽光発電システムのローンを払うように初期費用を抑えるのが理想的です。

太陽光発電システムを導入する時、オール電化へ変える家庭も多いですよね。その場合には、ガス料金がなくなりますから、過去1年間の電気料金+ガス料金を出して、シュミレーションを取ってもらってください。

(※2)図面で見る屋根の面積だけではなく、その家の屋根に電柱や近隣の建物など、発電を遮る影はないか…、などの検証は不可欠です。この現場検証を行わずに、安易にシュミレーションを出す業者では、少し対応が丁寧ではないかもしれません。

 

沖縄の気候に合った太陽光発電とは

2020年以降は沖縄の太陽光発電でも、売電価格とのバランスを取ることを考えると、少しでも発電効率の良い機器選びは不可欠ですよね。そのためには、それぞれの地域の特徴に見合った選び方がポイントです。

沖縄の場合には、島ならではの塩害と直射日光の高温、毎年やってくる台風対策が欠かせません。

【 2020年、沖縄で始める太陽光発電機器選び 】

① 塩害対策

… 島国の沖縄では初期投資した太陽光発電の寿命を延ばすためには、塩害対策は欠かせません。この塩害への太陽光発電システムのモジュールの耐性を計る試験「UV塩害試験」を受けた機器もあります。

② 割高でも日本製

… 初期費用を抑えることのみで選ぶなら海外製が割安ですが、やはり日本ならではの特徴に精通している日本製の機器は耐性に優れているため、寿命も長く、安定した発電量が期待できます。

③ 保証制度

… 保証があると言うことは、それだけアフターケアができて寿命が長いと言えます。太陽光発電システムの寿命は20年~30年ですが、機器の保証「製品保証」は10年以上あると安心です。

→ これに加えて出力値を保証してくれる「リニア出力保証」などもあるので、保証内容もチェックしてみてください。

2020年以降、沖縄で太陽光発電を選ぶなら日本製がおすすめですが、この理由には前述したような日本の気候を知り尽くした性能が期待できると共に、海外拠点の海外メーカーと違い、日本メーカーだからこその迅速さ手厚さが期待できます。

2020年以前に沖縄で人気が出た太陽光発電メーカーについては、別記事「沖縄で人気!太陽光発電メーカー5社を比較検討」でお伝えしていますので、こちらも参考にしてください。

 

いかがでしたでしょうか、2020年以降、沖縄で太陽光発電システムを導入するには、売電価格も10年前よりは下がっていますから、いかに無理のない予算内で、発電効率が良く寿命が長い、良機器を選ぶかがポイントです。

そのためには、業者任せにするだけではなく、ある程度までは自分自身でも積極的に知識を持って、選ぶ意識も大切かもしれません。

太陽光パネルには「シリコン系」や「化合物系」(後々は有機系も可能性アリ)と、またその中にもさまざまな種類があるだけではなく、それぞれに特徴も違いますので、「沖縄の気候に合った」パネルやメーカー選びをしてみてください。

(※)太陽光パネルの種類について、詳しくは「沖縄に合う太陽光発電パネル☆寿命の長い機器選びの基本」でお伝えしています。

 

まとめ

2020年から太陽光発電導入で元を取るポイント

・売電価格は下がっても初期費用が半分以下に下がった
・FITが続いている内に導入すればより安定できる
・初期費用を抑えるため、複数業者に相見積もりを取る
・後々のメンテナンスコストまでチェックする
・より発電効率の良い機器をバランスを見ながら選ぶ
・沖縄の気候に合った機器選びで寿命が延びる
・保証制度をチェックする