沖縄で人気!家庭用蓄電池スマートスターL☆停電時の底力
沖縄では家庭用蓄電池「スマートスターL」が、2019年度から需要を急激に伸ばしています。「停電時もいつもと同じように暮らすことが出来る」となれば、確かに選びたくなりますよね。
2018年度、2019年度には台風の影響で多くの世帯で停電が長引いた沖縄では、家庭用蓄電池が注目され、「スマートスターL」はそのなかでも、「停電時に底力を発揮する」として、選ばれた経緯があります。
その理由は「全負荷型」「200V機器が使用可能」「最大3kVAの高出力」がありますが、これだけ言われてもピンと来ませんよね。
そこで今日は、これらのワードを軸にして沖縄で家庭用蓄電池「スマートスターL」の需要が急上昇している理由を、停電時の機能を中心にお伝えします。
沖縄で人気!家庭用蓄電池スマートスターL☆
停電時の底力
停電時に威力発揮!いつも通りの暮らしを実現!
2018年2019年と、何日にも渡った台風による停電が起きましたが、その後、沖縄で注目されたのが家庭用蓄電池「スマートスターL」でした。その大きな特徴は、停電時の「パワー」と「快適さ」です。
まずはパワーについてですが9.8kWhの大容量で、同じ価格帯の他メーカーと比べてみると、6.5kWhほどがほとんどでした。他にも大容量の蓄電池はありますが、家庭用としてはとても大きく割高になります。
その9.8kWhの大容量が、(使い方や環境にもよりますが)3時間もあればフル充電できるために、突然の停電時にもフル充電を完了している可能性高いです。
(他商品と比較検討した結果、某メーカーの9.8kWhの家庭用蓄電池の充電時間を見てみると6時間でした。)
【 沖縄で人気の家庭用蓄電池「スマートスターL」の底力① 】
★ 9.8kWhの大容量でフル充電もスピーディなため、突然の停電時にも下記のような電気稼働が期待できます。
・ 冷蔵庫 … 約167時間連続稼働の可能性(50W前後とする)
・ LED電球 … 約278時間稼働の可能性(30W前後とする)
・ 電子レンジ … 約8時間、稼働の可能性(1000Wとする)
・ テレビ … 約83時間連続稼働の可能性(100W前後とする=32型液晶テレビなど)
2019年度、2018年度夏の沖縄の台風では、3日~4日以上停電が続いた家庭も見受けました。後半はコインランドリーに行列が並んだ地域もありましたが、このような家庭用蓄電池さえあれば、通常通りの暮らしができます。
停電時でもいつも通りの暮らし「全負荷型」
この「通常通りの暮らしが実現する」と言うのは、電気の蓄電容量ばかりではありません。確かに蓄電容量は大きな底力にはなります。
ただ、一般のものとは違う停電時の電気稼働システムも、沖縄にある数々の家庭用蓄電池のなかで、「スマートスターL」が選ばれる理由です。
【 沖縄で人気の家庭用蓄電池「スマートスターL」の底力② 】
★ 停電時でも通常の暮らしと変わらない「使い方」が出来る「全負荷型」がポイントです。多くの家庭用蓄電池は「特定付加型」を採用しています。
① 特定負荷型 … 事前に停電時に使用できるコンセントを設定します。停電時には指定されたコンセント回路のみ、使用ができる仕組みです。
② 全負荷型 … 停電時にも通常通り、全ての回路(コンセント)に電気が通ります。
沖縄で家庭用蓄電池「スマートスターL」が注目されるのは、割と少ない「全負荷型」タイプだからです。特定負荷型とは違い、「いつもと変わらない暮らし」ができます。
快適な分だけ電気の使用量も増える傾向にありますが、これも9.8kWhの大容量だからこそ、と言えるのかもしれません。
「全負荷型」「特定負荷型」について、詳しくは別記事「沖縄で家庭用蓄電池選び☆全負荷型と特定負荷型」でお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
オール電化でも安心の200V機器使用可能
スマートスターLは特にオール電化を導入している家庭での需要が高まっていますが、それはスマートスターLでは停電時に200V機器も使用可能だからです。
【 沖縄で人気の家庭用蓄電池「スマートスターL」の底力③ 】
★ 「200V」電源が使用可能と言うことは、エコキュートが使えますから(※)、IH機器やエアコンはもちろん、お風呂も快適に使うことができます。
→ 特定負荷型の家庭用蓄電池などでは、電球や冷蔵庫など、必要最低限の電源は利用できますが、200V電源は利用できないことが多いために、お風呂やIH機器などの「快適さ」まではフォローできません。
この他にも家庭によって違いはありますが、トイレのウォシュレットなども利用でき、正に「停電時もいつもと変わらぬ暮らし」が実現します。
【 スマートスターLがおすすめの家庭 】
★ 赤ちゃんや被介護者がいるなど、停電時にもお湯が必要な家庭で、特にオール電化を採用している家庭では、お湯も利用できますしIH調理器具が利用できるために、お世話がしやすいです。
→ ストレスのたまりやすい停電生活で、お風呂に入ってゆっくりできたり、快適に体を洗うことができるかできないか…は、大きな違いがあります。
(※)エコキュートとは、電気を使用した電気給湯器でオール電化の家庭で利用します。夜間に「沸き上げ」を行いお湯を貯めることで、安い電気料金でお湯が使用できる点も魅力です。
阪神大震災以降、オール電化が進んだ理由
ここで「停電でもガスを利用すれば、お風呂に入ることができるのでは?」と言う声もありますが、現代の家庭では、昔のようにガス湯沸かし器を使う家は少ないですよね。
特に沖縄ではお風呂に入る習慣を持たない家も多いので、シャワーのお湯を利用します。
…ただ、震災に注意深い家庭ほどガス離れが起きたのは、そればかりではありません。
【 沖縄で人気の家庭用蓄電池「スマートスターL」の底力④ 】
★ 阪神大震災の時、停電世帯は260万戸、ガスが供給停止した世帯は約86万戸と言われました。この数字だけを見れば「ガスの方が良いのでは?」と感じるかもしれませんが…、
→ 問題は復旧までの時間でした。停電が復旧したのは6日後であったのに対し、都市ガスを利用していた世帯では何と84日後(3ヶ月弱)の復旧でした。
…この期間ずっと、お湯もお風呂も沸かすことができないと思うと…、オール電話を検討する家庭が増えたのも分かるのではないでしょうか。
これは電気が地面の上を通っているのに対して、ガス管は主に地下を通っていることが原因とも言われました。
ただガスの復旧が遅れたなかでも、比較的プロパンガス世帯の復旧は早く、地域の炊き出しなどでもプロパンガスを利用した記録が残っています。
復旧が著しく遅れたのは都市ガスですが、都市ガスと比べプロパンガスは割高で、災害を想定したとしても日ごろのランニングコストが高くなるデメリットが気に掛ります。
★ そこで再建した家庭ではオール電化を導入し、家庭用蓄電池を備える家が増えました。
…また、朝方で丁度朝ごはんの調理時間が重なった阪神大震災では、ガス台の火が燃え広がったため、火の出ないオール電化を選んだ、と言う声も多く聞こえます。
いかがでしたでしょうか、今日は最近の沖縄で需要が急上昇中の家庭用蓄電池「スマートスターL」について、特に停電時に役立つ性能についてお伝えしました。
この他、沖縄で家庭用蓄電池「スマートスターL」が注目されているのは、太陽光発電システムと連動した場合の「スマートさ」です。
お家自体がネット環境になくても、独自に組み込まれたネット回線を利用して、お天気情報を確認するとともに、その世帯の日々の電気の使用状況を解析して、その世帯に見合った蓄電量を日々算出して蓄電します。
そのために、日中太陽光発電で補充できる電気は補充しながら、足りない電気は夜間の安い料金内で蓄電し補填してくれる点が魅力です。
詳しくは別記事「沖縄で家庭用蓄電池☆スマートスターLが人気!5つの理由」でもお伝えしていますので、コチラもどうぞご参照ください。
まとめ
停電時にスマートスターLが役立つ理由
・9.8kWhの大容量が3時間のスピード充電
・突然の停電時にも蓄電量に安心感がある
・家ごとバックアップする「全負荷型」
・IH調理器具やお湯も使える200V機器使用可能
・電気はガスよりも復旧が早い実績がある