沖縄の新居には太陽光発電システムを設置する家が増えましたよね。さらに沖縄では太陽光発電パネル＋家庭用蓄電池を新居建築時に設置して、電力の自給自足を目指すZEH(ゼッチ）住宅を建てる事例が増えました。

また、近年の沖縄では太陽光発電システムも含めた家のエネルギーを管理する、「スマート住宅」も、新築時の選択肢のひとつとして注目を集めています。

2020年には新型コロナ襲来により私たちの生活環境も一変しました。

経済的な苦境が続く中、「今後のためにもせっかく新居を建てるのであれば、賢い買い物をしたい！」として、せっかくなら新築後にできるだけランニングコストとなる電力を節約できるよう、沖縄で増えたのが太陽光発電システムの設置です。

ただ、沖縄で太陽光発電システムは節約や売電による副収入目的とした設置が多いものの、世界的には二酸化炭素を排出しない、地球に優しい「エコ活動」として評価されています。

そこで今回は、沖縄で新築時に太陽光発電システムの設置を検討している方々に役立つ、優良住宅として注目されている「省エネ住宅」として、①ZEH（ゼッチ）住宅と、さらに近年現れた太陽光発電を用いた家②スマートハウス、2つの違いをお伝えします。

 

沖縄で太陽光発電を新居に☆
ZEH住宅とスマートハウスはどう違う？

 

２つの省エネ住宅

コロナ禍が長引く今、沖縄で新築時に太陽光発電システムを設置する方の多くが電力の節約や自給自足を目的としています。

2010年台初頭に売電単価が48円/kWhだった頃ほど、現代の売電単価は高くはありませんが、それでも沖縄の新居に太陽光発電システムを設置することで、（蓄電池を＋せずとも）日中の電力はある程度賄うことができるうえ、余剰電力はお金に変えることができることは魅力です。

このような、今沖縄で注目される太陽光発電システムの設置を始めとした、光熱費の節約に繋がるシステムを備えた家を、「省エネ住宅」と言います。

実は、「省エネ住宅」は新居を購入したい個人はもちろんのこと、政府にとっても推進しています。

なぜなら、エネルギー資源のほとんどを外国に依存する日本にとっては、エネルギーの有効活用こそが経済不況を脱する活路の1つでもあるからです。

このように、沖縄の新居に太陽光発電システムを導入する場合には、その時々の制度などにもよりますが、補助金や自治体による助成金が期待できることがあります。

また、『省エネ住宅』は冒頭でお伝えしたように、ZEH（ゼッチ）住宅だけではありません。近年になって「スマートハウス」と呼ばれる省エネ住宅が登場し、2つに分かれるようになりました。

それでは、この２つはどのように違うのでしょうか。以降は、沖縄で太陽光発電システムを導入する際の選択肢として、この2つの違いについて解説します。

 

ZEH（ゼッチ）住宅とは

ZEH（ゼッチ）住宅は、「NET ZERO ENEGY HOUSE（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）」の頭文字を取った言葉で、その言葉通り、創電（自家発電など）により家内で消費されるエネルギーの収支をゼロにすることを目指した住宅です。

このように消費エネルギーの節約と自家発電（創エネ）の双方向で、消費エネルギーの収支0を目指しますが、特に創エネにおいては余剰電力が生じれば売電も可能です。

そのため、沖縄で太陽光発電システムを組み込むZEH住宅は、経済的な利益まで生み出すことができる優れた住宅と言えます。

 

スマートハウスとは

以上が沖縄の新居に太陽光発電システムを組み込んだ「ZEH（ゼッチ）住宅」ですが、それは新しく登場した「スマートハウス」とは、どのような住宅を差しているのでしょうか。

ですから、沖縄で太陽光発電システムを導入する新居は、ZEH（ゼッチ）住宅にもスマートハウスにもなりますが、スマートハウスの場合にはIT機器の導入が特徴的です。

スマートハウスではIT機器の導入によって、エネルギー消費量を安く抑えると考えてください。

 

どちらも創エネ設備は必須

ここまでZEH（ゼッチ）住宅とスマートハウスの概要・違いをお伝えしてきましたが、これら2つの「省エネ住宅」はどちらを選ぶにしても、「創エネ設備」が必須になることは、ここまで読んできて気付かれた方も多いのではないでしょうか。

「創エネ設備」と言えばガスを利用したエネファームなどもありますが、今、新居を省エネ住宅にしたい場合、沖縄では太陽光発電システムの導入によるものが多いです。

このように言うと「新居購入のほかにも、太陽光発電システムの購入の費用まで掛かり大変だ」と思われるかもしれません。

環境と住宅状況によっては、既存住宅に沖縄で太陽光発電システムを設置したとしても、そのローン（後付けの場合はソーラーローンなどが多く、金利は住宅ローンよりも高いにも関わらず）、を売電収入により賄うことができる家庭も多く見受けられます。

このように、沖縄での新居では太陽光発電システムも導入して、自宅を「省エネ住宅」とする方法も賢い選択肢です。

 
 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で太陽光発電システムを設置した新築を検討している方々へ向け、そのメリットとともに、沖縄で太陽光発電を導入した「省エネ住宅」として、ZEH（ゼッチ）住宅と、スマートハウスの概要と違いをお伝えしました。

エネルギーをすべて自宅で賄い、光熱費を0にする暮らしの実現を目指した「ZEH（ゼッチ）住宅」はもちろん、さらにHEMSなどのIT機器によるエネルギー管理を実現して、家のエネルギーを有効活用し、光熱費を節約できる「スマートハウス」も新しい家の形です。

ただこれらの省エネ住宅のどちらのタイプを選ぶにせよ、創エネ設備は必須です。そこで家庭で取り入れるシステムとして、コスト面でもパフォーマンス面でも、最も優れているのが、沖縄では太陽光発電システムと言えます。

現在新居を購入希望の方で、「省エネ住宅」とすることを考えているのであれば、創エネ設備としては、沖縄では太陽光発電システムの導入が最も効率的です。

せっかく新居を建てるのですから、より地球にも優しく、自分達の家計にも助かる家を実現してみてはいかがでしょうか。

まとめ