沖縄の太陽光、蓄電池、エコキュートの交換はホウトク沖縄。アフターサービスも対応。

沖縄の太陽光、蓄電池、エコキュートの交換はホウトク沖縄。アフターサービスも対応。

コラム, 太陽光発電, 蓄電池

【2023年最新版】太陽光発電の故障やメンテナンスの費用相場は?

【2023年最新版】太陽光発電の故障やメンテナンスに掛かる費用相場とは?
・太陽光発電はメンテナンスが義務なの?
・太陽光発電のメンテナンスに掛かる費用は?
・メンテナンスをしないとどうなる?

太陽光発電の導入では、定期的なメンテナンスコストも見据えた計画が不可欠です。設置当初から計画的な太陽光発電のメンテナンスを進めることで、着実な発電が期待できます。

本記事を読むことで、太陽光発電メンテナンスの必要性や適切な方法、費用相場が分かりますので、どうぞ最後までお読みください。
 

太陽光発電にメンテナンスは必要?

太陽光発電にメンテナンスは必要?
◇住宅用太陽光発電であっても、メンテナンスが改正FIT法で義務付けられています

経年劣化が進む太陽光発電は、いずれにしても定期的なメンテナンスは必須です。
けれどもそれ以上に「FIT改正法」にて、2023年現代、住宅用太陽光発電であっても定期的なメンテナンスが義務化されています。
 

<太陽光発電にメンテナンスは必要?>
●メンテナンスは必要です。
・FIT改正法で義務化
・発電量低下を予防
・他社への危害・損害予防

 
2023年現代において、住宅用太陽光発電の多くは、一定の電気代単価で大手電力会社へ売電できる「FIT」契約をしている家が多いでしょう。
 

FIT改正法で義務化

◇2017年4月に改正された「FIT改正法」により、50kW未満の太陽光発電でも、定期的なメンテナンスが義務化されました

個々の太陽光発電システムの環境や状況により、義務化されているメンテナンス内容は多岐に渡りますが、50kW未満の発電量でもメンテナンスは必須です。
 

<太陽光発電のメンテナンスは義務化>
●FIT契約者がメンテナンスを怠ると、認定取消とされ、売電契約が抹消される恐れがあります。

 
太陽光発電で義務化されたメンテナンス内容を見る限り、家によってさまざまではあるものの、一般の人が自分でできる内容ではありません。

専門的な技術や知識が必要とされるメンテナンス内容が多いため、太陽光発電を設置する際、定期的なメンテナンスやアフターフォローを確認することが重要です。
 

[参考]JPEA太陽光発電教会より
太陽光発電システム保守点検ガイドライン

 

発電量低下を予防

◇太陽光発電の経年劣化や故障により、発電量が低下したままでいると、大きなロスが生じます

発電量はソーラーパネルの状態が大きく影響します。
住宅用太陽光発電の多くは屋根にソーラーパネルを設置するため、鳥の糞などの落下物や、故障、経年劣化により発電が大きく妨げられるでしょう。
 

<発電量低下を予防する>
●目視点検
・接続部分のサビなど
・ソーラパネルの傷や汚れ
・落下物や日光を遮断するもの

●精密点検
・電気系統の動作チェック
・サーモグラフィーによる異常チェック
・電流チェック

 
太陽光発電には専門業者でなければできないメンテナンスも多々あります。
目視点検は自分でもできそうですが、住宅用太陽光発電の多くは屋根に設置しているため、ソーラーパネルの破損や、点検中の落下・怪我リスクが高いです。
 

他社への危害・損害予防

◇太陽光発電の故障により、一部が飛んで他の家を傷つけたなど、損害・危害の危険性を防ぎます

物の破損であれば保証金などで解決できるかもしれません。
けれどもボルトが緩んでいた、ソーラーパネルの破損などで、人に危害を与えてしまっては、取り替えしがつかない過失になるでしょう。
 

太陽光発電のメンテナンス方法

太陽光発電のメンテナンス方法
◇太陽光発電は専門業者へ、メンテナンス契約を交わすと良いでしょう

FIT改正法でメンテナンスが義務化された2023年現代は、太陽光発電システムを設置する段階から、定期的なメンテナンス契約を交わす方法が一般的です。

ただ太陽光発電の専門業者では、定期的なメンテナンス契約の他に、その時だけ依頼できる「スポット点検」も承っています。
 

<太陽光発電のメンテナンス契約>
●定期メンテナンス契約プランの一例
・目視点検
・精密点検
・遠隔監視
(異常時の駆け付け対応)
・ソーラーパネルの洗浄
・ホットスポット

●スポット点検
・発電量が下がっている
・悪天候や災害の後
・定期点検で異常なしだが、気になる点がある

 
「ホットスポット」とは、ソーラーパネルの上に落下した障害物などがある場合、その場所や周辺が発熱してしまう現状です。

ホットスポットを放置することで、パネルの破損による故障や発電量低下が起きるため、早めに気付き処理する必要があります。
 

太陽光発電のメンテナンス費用は?

太陽光発電のメンテナンス費用は?
◇住宅用太陽光発電の大まかなメンテナンス費用相場は、約5~10万円/1回です

改定前に発表されている、住宅用太陽光発電メンテナンスの頻度は4年に1度とされ、2023年現代の定期メンテナンス契約でも4年に1度の頻度が多いでしょう。
 

<太陽光発電のメンテナンス費用は?>
●定期メンテナンス
・4年に1度の頻度
・約5万円~10万円/1回
・駆け付け対応…約3万円/1回

●スポット点検
・その都度依頼
・目視点検…約3万円~5万円/1回
・精密点検(電気系統)…約8万円/1回
・点検時に発見した故障の修繕費用

 
住宅用太陽光発電の多くは屋根にソーラーパネルが設置されていますよね。
点検に足場を組む必要があれば、足場料金が掛かるため確認をしてください。
 

・足場代の費用目安…約8万円(壁一面として)

 
また以上の目安は点検費用です。
点検時に太陽光パネルの破損やパワーコンディショナーの不具合などがあれば、その内容に準ずる修繕費用が掛かります。
 

修理修繕費用の一例

◇一例として、ソーラーパネルの洗浄に掛かる費用は、約3万円ほど/1回です

鳥の糞などで汚れやすい太陽光発電のソーラーパネルは、定期メンテナンスで洗浄をすることが多いです。
目安としてソーラーパネルは約5百円~千円/1枚ほどが一般的でしょう。
 

<太陽光発電の修理修繕費用の一例>
●ソーラーパネル
・洗浄…約3万円~6万円/1回
・修理…約7万円~/1枚

●パワーコンディショナー
・修理…約3万円~10万円
・交換…約20万円~30万円
・部品交換…約5~10万円

 
状況により変わりますが、住宅用太陽光発電で定期メンテナンス時に故障が確認されると、上記のような費用が掛かる可能性があります。
 

草刈りの定期メンテナンス

◇太陽光発電システムの周辺に雑草が生い茂り、影による発電量低下を招くケースも多いです

そのため太陽光発電の定期メンテナンスには、定期的な草刈りなどの雑草対策を提示する業者も少なくありません。

草刈りは自分でできるものではありますが、太陽光発電システムの周辺を刈るため、感電やソーラーパネルの破損リスクに備え、業者に依頼する家が多いです。
 

<太陽光発電周辺の草刈りメンテナンス>
・草刈り…約5万円~7万円
・防草シート…約100万円
・除草剤対策…約5万円

 
除草剤散布は自分で行うこともできるでしょう。
ホームセンターでは除草剤も販売されており、約3万円ほどに節約ができます。
 

太陽光発電の自分でできるメンテナンス

太陽光発電の自分でできるメンテナンス
◇太陽個発電事業者が自分でできるメンテナンスは、目視点検がメインです

環境によっては前述した定期的な草刈りも、自分でできるメンテナンスに入りますが、太陽光発電のメンテナンスを自分で行う場合、日々の目視点検がメインになるでしょう。
 

<自分で行う太陽光発電のメンテナンス>
●ソーラーパネル
・太陽光発電の落下物や影

●接続箱
・腐食
・汚れ
・充分な遠隔距離

●パワーコンディショナー
・外箱の腐食、破損
・エラーメッセージの確認
・異音の確認

●その他
・ボルトの緩み
・フェンスなどの破損
・接地面の地面の土の状態

●悪天候や災害後の目視点検

 
[参考]2019年度「太陽光発電システム保守点検ガイドライン

この他、ソーラーパネルの洗浄を自分で行う事業者もいます。
パネルの破損や水道水ではカルキの残りに注意をして、できるだけ水のみで洗い流すようにしましょう。
 

太陽光発電はメンテナンスが義務化されています

太陽光発電はメンテナンスが義務化されています
2017年のFIT法改正により、一般的な住宅用太陽光発電であれば、メンテナンスが義務化されています。

FIT契約をしている一般的な住宅用太陽光発電は、4年に1度の定期メンテナンス契約が一般的で、メンテナンスを怠るとFIT契約解除に至る可能性も否めません。

また太陽個発電はメンテナンスとともに、事故や災害による損傷や損害を補償するため、保険に加入する流れが一般的でしょう。

太陽光発電を設置する際、メンテナンスアフターフォローの内容、そして保険内容をよく確認して、後々まで安心できる契約を進めてください。
 

※太陽光発電の保険については、下記コラムをご参照ください。
太陽光発電の保険内容と相場は?トラブルリスク、メーカー保証と保険の違い

 

関連ページ