沖縄の太陽光、蓄電池、エコキュートの交換はホウトク沖縄。アフターサービスも対応。

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コラム, 蓄電池

沖縄で家庭用蓄電池選び☆メーカー比較5つのポイント

沖縄で家庭用蓄電池選び☆メーカー比較5つのポイント
沖縄で今、家庭用蓄電池の需要が伸び、各主要メーカーがそれぞれに魅力的な商品を販売していますよね。

世界一軽量で室内に置いても邪魔にならない商品や、人工AI機能搭載で天気予報や日々の電力消費傾向を分析し、安い電気料金時間にあらかじめ適切な電力を貯める商品などなど…、特徴はさまざまです。

昔と違い今は価格帯も下がっていて、商品ラインナップも多く、沖縄で家庭用蓄電池を選ぶにも、どのメーカーも魅力的で迷いがちですよね。

そこで今日は、沖縄での家庭用蓄電池選びに役立つ、メーカーそれぞれの特徴やおすすめの商品をいくつか、比較検討に役立つ「5つのポイント」と共にお伝えします。

自分達の家庭にはどの商品と相性が良いか…、比較検討をしながら参考にしてみてください♪

 

沖縄で家庭用蓄電池選び☆
メーカー比較5つのポイント

 

家庭用用蓄電池を比較検討するポイント

沖縄での家庭用蓄電池選びでは、メーカーの目指す傾向の他、それぞれの商品の性能を5つの観点からチェックすると、比較検討がしやすいです。

【 沖縄で選ぶ家庭用蓄電池☆メーカー比較のポイント 】

① 容量と価格バランス

… 電気をどれだけ貯めることが出来るのか(蓄電容量)をチェックしてください。大容量に越したことはありませんが、大容量になるほど価格帯も高くなりがちです。

また、大容量になると価格帯が高くなるだけではなく、大きさ(体積や重量)も大きくなりやすいです。なかにはオムロンなど、なかにはコンパクトな割りには比較的容量も大きいものもありますが、外置き型になると、容量はやはり大きくなりますので、このバランスを見てください。

② 停電時の性能

… 特に停電時の備えとして蓄電池導入を検討しているのなら、「停電時にどのように稼働するか」は重要です。

・ 停電時の電気出力量
・ 停電時の出力切り替えは自動なのか、手動なのか
・ 「全負荷型」か「特定負荷型」か(※1)
・ 100Vのみか、200V機器まで使えるか(※2)

…などなどの比較検討材料があります。(※1)は停電時に「全負荷型」は家全体「特定負荷型」は特定の電気回路をバックアップする機能です。詳しくは「沖縄で家庭用蓄電池選び☆全負荷型と特定負荷型」をご参照ください。

また(※2)の200V機器はオール電化家庭で言えば、エコキュートやIH調理器具などに使われるものです。100Vのみですと、これらの機器が使えないことになります。

③ 太陽光発電や電気自動車との連動

… 後の項でお伝えしますが、蓄電池には太陽光発電連動型(ハイブリッド型)独立型、電気自動車連動型(トライブリッド型)があります。

太陽光発電で発電した電力を効果的に売電したり、自家発電へ回して節約するなど、太陽光発電や電気自動車と連動することで、より効果的な性能を発揮する蓄電池も多いので、確認をしてください。

④ 室内置きか室外置きか

… 2011年の東北大震災から、熊本・北海道と大規模地震や震災が続き、近年では災害対策として蓄電池を求める声が増えました。

そのなかでマンションなどでも気軽に導入できる商品が求められ、室内に置いても邪魔にならないコンパクトな蓄電池も次々登場しています。

それでも、前述したように室外置きの方が割高ながら容量も大きく、性能も期待できる傾向もあるので、室内置き派・室外置き派に分かれる傾向が顕著です。

⑤ 寿命サイクルと保証

… 安い蓄電池のなかには、それだけ寿命が短い商品も多いです。

某大手メーカーで12000サイクル(放電・充電を繰り返すサイクル)が寿命の目安であるのに対し、割安の某メーカーでは3800サイクルなどの商品も見受けられます。

→ 保証期間や内容も5年・7年・10年・15年…とさまざまで、やはり割高な蓄電池ほど、保証期間も長くアフターフォローも充実している傾向は否めません。

このような比較検討ポイントを踏まえて、沖縄では家庭用蓄電池メーカーの特徴を大まかに捉え、優先順位を決めながら判断していく家庭が多いです。

 

パナソニックの蓄電池の特徴

沖縄でも人気の家庭用蓄電池メーカー「パナソニック」は、言わずと知れた家電メーカーですが、蓄電池業界でも実は戦前(1931年)から開発・研究を続けてきた老舗的存在です。

現在の家庭用蓄電池の主流となっている「リチウムイオン電池」についても、パイオニアとして知られ、1971年には開発を始めています。

【 沖縄人気の家庭用蓄電池メーカー比較☆パナソニック 】

★ パナソニックの家庭用蓄電池で、現在の主流は下記の2シリーズです。

① 「創蓄連携システム」

…太陽光発電システムと蓄電池のパワーコンディショナ―を一本にして連携(業界初)、目的に合わせた効率的な電気の運用を目指したが有名です。

② 「リチウムイオン蓄電システム」

…東北大震災を経て、マンションやアパート住まいの家庭にも導入しやすいコンパクトさと、より気軽に導入しやすい価格帯として、コストパフォーマンスに優れた「リチウムイオン蓄電池システム」が産まれました。

創蓄連携システムは太陽光発電システムと連携してこそ、魅力を発揮する蓄電池ですが、リチウムイオン蓄電池システムはあらゆる家庭のニーズにマッチし、需要を伸ばしています。

リチウムイオン蓄電システムは、室内置き型と「リチウムイオン蓄電盤」の壁掛け型があり、壁掛け型は蓄電容量は少ないながらも、希望小売価格398,000円と言う、業界でも割安のコストパフォーマンスです。

それぞれの商品の価格帯や性能など、重なる部分もありますが詳しくは別記事「沖縄で家庭用蓄電池を導入☆メーカーおすすめ比較!」でもお伝えしていますので、こちらも参考にしてください。

 

オムロンの蓄電池の特徴

オムロンと言えば、血圧測定器など家庭用医療機器のイメージが強いですよね。制御機器や電子部品を取り扱ってきました。

蓄電池業界では主に太陽光発電システムの開発で有名ですが、そんなオムロンだけに、家庭用蓄電池でも「世界最小(2017年)」とも謳われる機器などを、3シリーズに分けて販売しています。

【 沖縄人気の家庭用蓄電池メーカー比較☆オムロン 】

★ オムロンでは「KPACシリーズ」「KP48S2シリーズ」「KP55Sシリーズ」を展開しています。

① 「KPACシリーズ」 … 

既存の太陽光発電がある家庭に追加導入しても連携を取ることができるハイブリッド型で、「ダブル発電(※)」による売電価格減少も防ぎます。

② 「KP48S2シリーズ」 … 

太陽光発電システムと連携して、それぞれの家庭が優先する目的(売電・自家発電・停電対策)を設定することで、その目的に合わせて電気を調整する機能が魅力です。

③ 「KP55Sシリーズ」 … 

2020年現在人気上昇中のシリーズで、パワーコンディショナ―を一体化して、太陽光発電システムと連携し、「ダブル発電(※)」を阻止するうえに大容量なのに、世界最小のコンパクトさ(2017年)が特徴です。

…ちなみに売電目的で太陽光発電システムを導入している家庭では、押さえておきたい「ダブル発電」とは(※)、創エネ機器を2つ以上稼働して同時に発電していることを指します。

太陽光発電システムが創電している時、蓄電池が電気を放電しているとすると、2つの創エネ機器から放電しているために「ダブル発電」になりますよね。

この現象による電気量の増加を「押し上げ効果」と言いますが、この「ダブル発電」で売電をしていると、売電価格が20%も安くなってしまいます。

オムロンの家庭用蓄電池では、このダブル発電を防ぐ機能が特徴的で、太陽光発電が売電中に、蓄電池が稼働しない機能が人気です。

重なる部分もありますが、オムロンの商品について、詳しくは別記事「沖縄で家庭用蓄電池を導入☆メーカーおすすめ比較!」もご参考ください♪

また、ダブル発電や押し上げ効果についても、別記事「沖縄でFIT終了後の家庭用蓄電池☆ダブル発電に注意!」でもお伝えしHていますので、こちらも併せてご参照ください♪

 

伊藤忠商事の「スマートスターL」

最後に、太陽光発電システムにより、売電価格保証買取制度(FIT)の期間を終える家庭が出始めた2019年より、急激に販売台数を増やしているのが伊藤忠商事(総販売元)の「スマートスターL」です。

ここで最初から商品名を出しているのは、他の2つが「メーカー先行」であるのに対して、スマートスターLに関しては「商品先行」だからと言えます。

【 沖縄人気の家庭用蓄電池メーカー比較☆伊藤忠商事 】

★ スマートスターLは外置き型ですが、それだけ9.8kWhの大容量充電時間が3時間とスピーディ、さらに停電時にも分電盤全体をバックアップする「全負荷型」として知られるようになりました。

→ また、機器内臓の独自のLTEルーターによってネット回線に繋ぎ、人工知能と連携することで、家にネット回線がない世帯でも、翌日の天気予報や日々の電気使用量を解析し、その家庭に見合った蓄電・放電をしてくれます。

スマートスターLはオール電化(エコキュート)と連携して導入することで、(全負荷型なので)停電時も通常通りの電気生活が出来るうえ、(200Vまで賄うので)IH調理器具も快適、お風呂にも入れる点が魅力です。

スマートスターLについては複数の記事で詳しくお伝えしています。

なども併せて立ち寄ってみてください♪

 

 

いかがでしたでしょうか、今日は沖縄で人気の家庭用蓄電池、3つのメーカーを中心にして、比較検討の材料になる特徴や比べ方のポイントをお伝えしました。

今、沖縄では蓄電池導入には3つの流れがあります。

ひとつは以前に太陽光発電システムを導入した家庭の「FIT終了」による、プラスαの蓄電池導入の流れ、ふたつめは前年・前々年度に起きた台風による大規模停電も影響し、停電対策としての蓄電池導入です。

そして最後は、世界的な流れにもなっている「自家発電」…、年々高額になっている買電料金の上昇に対する対策でもあります。

マンションで停電対策を目的とした蓄電池導入であれば、コンパクトでコストパフォーマンスに優れた蓄電池は魅力ですし、太陽光発電にプラスするのであれば、連携が優れた機器が魅力ですよね。

それぞれの家庭の目的と環境に合わせて、より相性の良い機器選びをしてください。

まとめ

蓄電池、メーカーの比較ポイント

・容量と価格、停電時の性能、連携、環境をチェックする
・パナソニックはパイオニア的存在
・小型で割安なリチウムイオン蓄電システム
・オムロンは「世界最小(2017年)」を実現
・売電価格を下げる「ダブル発電」を防ぐ
・伊藤忠商事は「スマートスターL」
・停電時の性能と人工知能、大容量で人気